クロマニヨン人も毛皮ファッション

特別展 世界遺産 ラスコー展

11月1日から上野の国立科学博物館にて世界遺産ラスコー洞窟の壁画展示が始まります。

この壁画は、何万年も昔の人類の祖先、クロマニョン人が描いたもの。

そのクロマニョン人は、とっても優れた毛皮の加工技術を持っていたそうです。

”毛皮工房クロマニョン”という感じです。

人類は、アフリカで木から降りて地上で生活し始めました。

そして、昼間の炎天下で、長時間活発に作業するために、体毛を限りなく少なくして

汗によって体温を下げる汗腺を手に入れました。

ところが、生き残るためにアフリカから寒いヨーロッパに大移動することになりました。

そこで、脱着可能な、毛皮の衣服を作るという技術が必然でした。

毛皮のコートのおかげで、アフリカから、ヨーロッパ、アジア、そして日本へと

移動出来たそうです。なので、わたしたちの、遠い記憶には、

毛皮の温かさが刻まれているのですね。

毛皮を触ると、身に着けると、ホッとして、癒されるというお話を聞きます。

このその訳をラスコー展 でこの肌で感じられるかもしれませんね。