毛皮と人間の歴史という本
京都大学の西村先生が、構想から30年かけて書き上げた
約400ページの本です。とっても読み応えがあります。
毛皮をはじめて着たのは、ネアンデルタール人。
でも、彼らは、人類の直接の先祖でなく雪男やビックフットの祖先の説も。
ナゾナゾ…..”車に4人、人が乗ってます。何人でしょう”……
クロマニヨン人(車よにん人)!!! が人類の直接の祖先で、
毛皮のパンツもはいていた形跡があるそうです。
また5000年前のアルプスの氷の中から見つかったアイスマン。
斧を持って、全身毛皮一式、シャレてしてました。
アフリカで生まれた人類が、体毛が無い状態で氷河期も生き抜いて、
日本まで来れたのは、毛皮のおかげかも。近年の異常気象は夏は暑く冬は寒い。
この本を読むと、電気、ガスのない時代の知恵に敬意を感じます。
冬場の災害対策グッツの中にアイスマン的毛皮一式が欲しくなりますね。