その昔、大ブームでセーブル禁止令

1300年前の奈良時代。渤海国王の手紙を持って24人の使者が

山形に着きました。ところが、そこで蝦夷の人に敵と思われ、

半数以上が犠牲に。残った8人が命からがら都に行って、納めたお土産が、

セーブルの毛皮300枚!。

その毛皮の美しさに奈良の都では 渤海バンザーイ。

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それからセーブルは、貴族の間で、最新ファッションとなり、

その競い合いは凄まじいものに。

パーティーの席に身に着けていないとトホホ….

ついには、参議(国の最高会議に出る人)しか着てはいけない禁止令。

ますます、憧れの対称に。

 

そして、都は京に移り、極めつけは

後醍醐天皇の皇子、重明(しげあきら)親王。

渤海使が来た時に、

セーブル8枚身につけて登場。

渤海でも話題になったとか。

ちなみに、本日9月14日はそのオシャレな親王の命日です。

 

タイムマシンがあるなら、重明親王に、

明日から2月まで、販売部門スタートを連絡したいところ。

一押しは、ゆる襟セーブル段々ジャケット。いかがでしょう。

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